C56コミケカタログCDの本当の使い方

  1. 初めに

     今回から、ついにカタログもCDになりました。...しかし、使いやすさについて色々な不満を聞きます。検索速度が遅いとか、全日検索やあいまい検索ができないとか、ab標記がないとか、テキストファイルに出力できないとか、サークルリストのコピーが出来ないとか、マニュアルが付属していないとか、曜日を切り替えた後enterを押さないと反映されないとか、購入冊数が入力出来ないとか、やっぱりア○キーは駄目だとか・・・
     でも、ちょっと待って下さい。そんなことでこのCDを捨ててはいけません。使いようによっては、とても便利なCDとなるのです。ここでは、Excelを使った一例を紹介したいと思います。

  2. 使えるデジタルサークルカタログの作り方

    1. CDの中身を見て下さい。cdataというフォルダがあると思います。更にその中にはC56rom1,C56rom2,C56rom3,があると思います。実はこれがサークルデータのメインなのです。

    2. 試しにこのファイルをエディター等で開いて下さい。普通の文章として読めるはずです。これは、このファイルがテキストファイルであるためです。すべての項目はタブで区切られていると思います。こうなっていることにより、Excel等で編集が可能になるのです。

    3. どのようにしてExcelのデータにするかというと、Excel起動後、C56rom1,C56rom2,C56rom3,を全てExcelのウィンドウ内にドラッグ&ドロップして下さい。そうすると、表形式のデータとして表示されるはずです。簡単ですね。

    4. 現状で3つのブックになっていると思いますが、これでは使いづらいので、一つにまとめてしまいましょう。新規にブックを作成し、全範囲を選択して新規ブックに3つのブックをコピー&ペーストしてしまいましょう。

    5. それぞれの項目が表しているものは、頭から順に

      ページ番号,カットインデックス,参加曜日,配置地区,ブロック名,スペース番号,ジャンルコード,サークル名,執筆者名,発行誌名,URL,メールアドレス,補足説明

      となっています。

    6. この中で、ページ番号,カットインデックス,は不要なので列ごと削除してしまいましょう。また、サークル名とジャンルコードの列を入れ替えると後々使いやすいと思います。

    7. 大体出来たら、ab標記を入れましょう。これは実は簡単で、スペース番号の後に列を挿入し、1行目にa、2行目にbと入力して下さい。次に1行目と2行目を反転させ、セルの右下をクリックしたまま、データの最後の行までマウスを移動させ、離してみて下さい。全てにabと順番に振られたはずです。

    8. その後、1列目に各サークルに固有なID番号を振りましょう。これは、1行目に1、2行目に2と入力し、先程と同様の操作で割り振ることが出来ます。こうすることによって、サークルの順番をソート等で入れ替えてしまっても、元の状態に戻すことが出来ます。

    9. 最後に、各項目の内容がわかりやすいように、1行目にタイトル行を挿入しましょう。参考までに、私は以下のようにしています。

      No,曜日,配置,ブロ,スペ,左右,サークル名,ジャンル,執筆者名,発行誌名,URL,メール,補足説明

      項目名が短くなっているのは、1画面に表示できる情報量を増やすためです。

    10. これで、本当のデジタル版サークルカタログの完成です。参考までに、ジャンルの2行目にカーソルを移動し、「ウインドウ枠の固定」を行うと、さらに使いやすくなると思います。

  3. 共同購入システムの作り方

    1. デジタル版サークルカタログも納得の行く物ができました。検索しやすくなったし、使い易く・見やすくもなりました。でも、実際に会場で使うとなると、冊数が記入できなかったり、印刷すると膨大な量になってしまいます。また、共同購入を行っているチームにとって、役に立つ代物ではありません。さて、どうしたらいいでしょう?

    2. 冊数記入の問題については、補足説明の後にメンバー分、列を追加しましょう。そうすれば、各メンバーの列で購入希望サークルの行に、必要冊数を記入すれば良いだけです。

    3. ただ、これだけだと各サークルで必要な総冊数がわからないので、こんな時はExcelの関数を利用しましょう。ここではSUMという関数を利用します。例えば

      =SUM(O2:Y2)

      の様にすると、O2セルからY2セルまでの値を合計します。上記の式を各メンバーの列の最後の列に追加し、式を代入したセルの右下をクリックしたまま最後のデータまでドラッグすると、全ての行に上式が代入されます。これで、総冊数はOKです。

    4. 共同購入に使う場合には、買いに行く人が誰かがわからないとお話にならないので、買いに行く人の列も追加しましょう。

    5. 残るは印刷の問題です。こんな時に役に立つのがオートフィルタ。オートフィルタを実行すると、タイトル行に▼ボタンが表示されるので、総冊数の▼ボタンをクリックして見て下さい。(オプション...)と書かれた項目があるはずです。これを選んで下さい。もうわかりましたね?そうです。抽出条件を「1以上」として下さい。OKボタンを押すと、自分の購入したいサークルのリストのみが表示されます。後はちゃっちゃと印刷して下さい。

    6. これで、かなり使えるシステムになったはずです。後は皆さんで試行錯誤して、色々機能追加してみて下さい。

  4. 最後に

     カタログCDのへなちょこぶりに我慢できず、発売後1日でデータを作り、次の1日でこの本(笑)を完成させました。もしこの本がお役に立ちそうでしたら、いくらでも結構です。売り子さんにお渡し下さい。